先日、名古屋のSharebase.InCで偶然居合わせた方から、お会いしたその日にLittle Coder Mieへの協賛をいただきまして、ちょっとだけしかお話してなかったにも関わらず、その行動力に感銘を受けました。その方には本当に感謝しておりますし、取り組みに共感いただいたことも大変嬉しく、「社会的に意義ありますね!」などと言いながらも いいね!しかしない大人風な皆さんにはぜひとも見習っていただきたいと思っている次第ですし、つまりその、協賛金はこちらからです。
さて今回の三重県の子供向けプラグラミングワークショップLittle Coder Mieは、昨年に引き続き、三重そうぶんキッズ・シネマスクエア2015との共催ということでアニメーションをテーマに19名の子供たちがプログラミングを楽しみました。
昨年のスイミーにインスパイアードされたアイデア(昨年の様子はこちら)が秀逸すぎたせいか直前まで「で、今年何やるよ?」という状態。最後は石黒さんの(というか最初から石黒さんの)アイデアでイモムシとチョウチョを作るということに。
ワークショップの内容はざっとこんな感じ
1:まず子供たちにイモムシとチョウチョを描いてもらってプログラミングで動きをつける
2:それを大人が1つのプロジェクトにまとめて少し内容を修正(石黒さん曰く「ワークショップとしては間違っている...」)
3:プロジェクトを開始すると子供たちつくったイモムシが1匹ずつ家に向かって歩いていき中に入っていく
4:全部のイモムシが家にはいったらみんなで大きな声を出し続ける
5:すると家の屋根にある旗が徐々に下がっていってチョウチョに孵化する
という、2シーンが用意された昨年より複雑な構成。
初心者限定(去年もだったかな?)ということで、プログラミングとしては簡単な内容でしたが、自分の描いた絵が動くというのはみんな楽しそう。
あと今回は、19名中9名が女の子ということで、いつもよりも女の子の参加が多いのはシネマスクエアとの共催のメリットかな?と思います。Little Coder Mie単体でのプロモーションはいまのところ限界があるので、こうやっていろんなイベントと共催したり、企業とタイアップしていくのが大事だなと改めて思います。
で、お待ちかねの2時間のワークショップを終えて完成した作品がこちらです。(音が出ますのでご注意ください)
みんな冷静です、冷静。チョウチョが出てきても声ひとつあげないあたり将来優秀なエンジニアになれると思います。
んー、イモムシとチョウチョの2段構えで面白いかなと思ったんですけど、逆にそのストーリー仕立てに敷かれたレール感が出ちゃったのかな?と。あと、通りすがりの子供たちにとっては途中から見てもなんのことかいまいち分からないというのもあって、構成には反省点が残りました。
ただ、アンケートには「すごく楽しかった」「またぜひ参加したい」と書いてくれた子が多くてよかったです。
それともう一つ、今回キッズ・スタッフとして3人がお手伝いしてくれたことは、すごく良かったと思います。プログラミングを体験するだけでなくて、こうして教える側に立って経験してもらえる場っていうのもこれからもつくっていけたらなと思いました。
アンケートの中にはキッズ・スタッフへの厳しい意見もありましたけど、受けとめる大人力を培って次につなげてもらえたらなと思いますし、「社会的に意義ありますね!」などと言いながらも いいね!しかしない大人風な皆さんにはぜひとも見習っていただきたいと思っている次第ですし、つまりその、協賛金はこちらからです。
次回は3月。女の子限定で開催する予定です。あと、Little Coder Mieの公式ブログもそのうち更新されると思いますのでそちらもあわせてご覧ください。