2019年1月14日月曜日

ベトナム・ホーチミン視察のレポート

12月18日から20日の3日間、ベトナムのホーチミンに行ってきました。



ベトナムの首都は北に位置するハノイ。南に位置するホーチミンは、ベトナム最大の商業都市で人口はおよそ840万人。現時点での平均年齢が28歳ということも(あと都市部ということも)あって、街を歩いていても若い人がとても多い印象でした。

空港についてからしばらく以前と比較しながら「前はこうだった、ここが変わってる」などと考えていたのですが、空港でピックアップしてくれた女性との話で「バイクタクシーってなんですか?UberかGrabのことです?」みたいな話になったときに、前回の訪越からもう11年も経過してしまっていることにハッとさせられ比較したところで意味がないと気がつきまして、そこからは見たままを素直に受け取るように努めました。


主な移動手段は、タクシー事業者が運行するタクシーの他、Grabと呼ばれるアプリで車やバイクを配車できるサービスがあります。2018年3月にUberが東南アジアでの事業をGrabに売却(Grabの27.5%の株式をUberが取得)・撤退をしていますが、Uberと同等かそれ以上の便利さでサービスが提供されています。

街のいたるところで見かけるGrabBike
















自分の現在地と目的地を入れると近くを走るGrabがブッキングされてやってきます。料金もUber同様に最初から表示されているので価格交渉やぼったくりの心配もありません。支払い方法は現金かクレジットカードですが、僕のカードはなぜか登録できませんでした。「VISAかMasterじゃないとダメなのでは?」ということなのですが、路地の珈琲店で隣に座ってた人が教えてくれたことでして真偽のほどは定かではありません。




















このGrabが特に一人で行動する場合にほんと便利で、台数が多いので待ち時間もなく渋滞の影響も受けないので僕はずっとGrabBikeを使っていました。最後の方はタクシーを呼ぶ気が起こらなくなるくらいでした。


次に我々の仕事柄欠かせないのがネットワーク回線ですが、今回は空港でvinaphoneのsimを調達しました。以前は日本でWiFiルーターをレンタルして持っていっていたのですが、フィリピンに行ったときに現地simが「安い速い電池気にしなくていい荷物にならない」と最高だったので、以来現地調達派になりました。

裏路地とか中心部から離れるとどうかはわかりませんが、今回の行動範囲では特に不自由することなく過ごすことができました。



















今回の訪越ですが、お手伝いをしているプロジェクトで開発リソースの確保が急務となっており、開発の責任者の方と一緒に現地を視察して開発チームの構築の糸口を探るのが主な目的でした。

何社かご訪問させていただいてラボ型(開発委託ではなく継続的に開発チームを確保するスタイル)の提案が共通してあったことは印象的でした。

いま国内でエンジニアの採用は大変難しい状況ですし、優秀な方をひとり雇う費用でチームが組めるのは魅力的だと感じています。国内に指示を出せる人も必要なのでオフショアだけで完結はできないですが、小さくスタートしてプロダクトの成長とともにオフショアでチームを組み、よりプロダクトの成長が見込める段階で国内のチームを強化するという戦略の方がスマートではないかと思っていまして、当社でお受けしている新規事業の戦略においても最初の段階からこの提案を盛り込むようにしています。


ホテルの入り口で写真をとる若い人たち














最後に今回滞在していたホテルがセドナスイーツホーチミンシティという中心地かつ隣が高島屋という立地のよいところだったのですが、ホテルの入り口を出たところから写真を撮る若い人たちがたくさんいまして、ブランドショップ前でも同じような光景がみられたのでインスタかなと思って聞いてみるとフェイスブックにアップする写真とのことで。

日本だとシニア向けサービスとなっているフェイスブックですが、ベトナムでは主流のSNSとしての地位を確保していました。
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