2018年5月31日木曜日

金城学院大学 市場調査論『教養としての最新テクノロジー』

今年も金城学院大学の市場調査論にてゲスト枠として講義を担当させていただきました。
















70名弱がこの講義を受けていて2010年のEコマース論に次ぐ多さでしたが、話していて ”席まだ空いてるんだしもうちょっと人数増えても大丈夫なのに” という感じだったので、ガチガチだった8年前を思うと場慣れしたなと思いますし、そんなときから機会を与えてくださっている武田先生には感謝しかございません。

ただ、(自分にとっては)相変わらず特殊な環境なので、話す力を鍛えられてる気がするというか、むしろその修行感を求めて毎年やってるというか、な気がしています笑
















市場調査論ということで、ここ数年は市場調査+インターネット+メディアというテーマでお話をしてきたのですが、昨年来の人工知能ブームでいろんなシーンで人工知能という言葉を目にするようになってきているので、詳しい仕組みまではともかく市場調査においてもそれらがどういったものなのかということくらいは知っておく必要があるだろうということで「教養としての最新テクノロジー」と題して人工知能・チャットボット・暗号通貨の3つについてお話してきました。









分野を問わずこれから必要な知識だという確信がある半面、「市場調査論」なので正直この内容でいいのか?「市場調査なのになんでこんな技術の話するの...」みたいにならないか?と悩んだのですが、レポートをみていますと興味をもって聞いてもらえていたようで思い切ってやってよかったなと感じています。











特にいまの人口知能ブーム(=正体はディープラーニング)に対する反応は様々で、人工知能はなんだか怖い...お仕事とられる...んでしょ?という漠然とした不安がひとつ。現状において少なくない認識のされかたかなと思います。







一方で人間にしかできない仕事はまだまだ残るし、そもそもいま人工知能と呼ばれているものには得手不得手・限界があるということを理解してうまく使えばいいという意見も多くありました。














あと、こちらはハッとさせられたレポート。こういうのがあるからやっていて楽しいなと思うんですが、まずはこの人工知能に任せられるものはまかせてその分楽になった時間を娯楽など楽しいことに使えばいいのになぜ ”仕事を奪われる” なんて言い方をするのだろうという意見。

講義でも話したのですが、例えば、かつて電話の線を物理的につなぎかえる交換局の職員なんていう職業がありましたが、いまは機械に置き換えられています。機械に奪われるのではなくて、人がより必要な分野に移動して社会が発展することになるわけで、もしかつて職業の保護のために交換局を残していたとしたら、通話はこんなに自由にできなかったであろうと思います。

それとこの ”奪われる” という表現は、いまの人工知能ブームをセンセーショナルに伝えるために意図的に使われているという大人の事情ですね。。ほかにも「何でもかんでも人口知能って言ってないですか?」という意見もあって、大人のみなさんは心して欲しいと思います(僕も)笑


























続きまして、こちらは斜め上のレポート(褒めてる)たち。人工知能に人間の職がすべて奪われた先に人が音楽やダンスの溢れる世界で生きるのでは?という意見。アートとテクノロジーの関係性をついててハッとさせられます。











あとこちらも人間ならではの素敵なレポート。こういう意見をみると、そうだ人間あってのテクノロジーだったなと再認識させられるわけです。









このほかに人工知能と人間との接点の1つとなっているチャットボットのお話、そして人工知能が発展した先に人工知能同士が報酬を交換する手段として使われる可能性のある暗号通貨のお話と、すこし難しい部分もありましたが「教養としてのテクノロジー」というテーマで伝わったものは多かったかなと感じています。



今回も準備は大変でしたが、ゲストコーナー(笑)お受けしてよかったなと感じています。








今年も機会をいただきました武田先生には感謝申し上げます。ありがとうございました。

2018年3月7日水曜日

三重県IoT推進ラボの基調講演でお話してきました。

2018年2月27日に三重県勤労者福祉会館(津市)で開催された、三重県IoT推進ラボのセミナー・総会にて講演の機会をいただいたきました。














昨年の12月に三重県の雇用経済部エネルギー政策・ICT活用課さんにお声掛けいただきまして、事例発表が多いということだったのですが、せっかくなら自分らしいお話をと思いまして ”三重県のIoT、ICTこうしたら元気になるんじゃないの?" みたいな(得意のフワッとした)お話でもよいですか?と確認をしましたところ、大丈夫ということでしたので、「飛び出せ県境!三重県のIoT, ICT」と題しましてお話してきた次第です。
















タイトルだけ先にきめて構成に苦慮したのはいつものことですが、特に今回意識したのは、三重県のIoT, ICTに対する問題提起とかべき論ではなくて、それらを踏まえたうえでの具体的なアイデアにして投げかけてみるということでした。

まず、三重県というのは、最新の技術に対しても、ダイアの原石的なアイデアに対しても、「すごいなあ」「へーそんなことできるんやあ」とは言うけれど、

「まあええは、また今度で。」

という非常に冷静な結論に落ち着く県民性があります。

まあそれだけ豊かだということで、気候も穏やか、食べ物もおいしい、経済統計をみても(南北の問題はあれど)日本の中でも中の上くらい。競争も少ないので無理に何かする必要性を感じることが少ないと。














なので例えば、ICT系の勉強会とかでみても開催自体少ないうえに参加者も少ない・同じ顔触れということが多くて、この状況を急激に変えるのは難しいかもしれないけれど、漢方薬的に継続的な取り組みをしていけば変わってくるかもしれないーそんなところに期待しつつ、じゃあ何から始めるか、そのとき何がポイントかみたいなお話でまとめていきました。


ただ、会場に着いてみると非常にフォーマルな雰囲気。持ってきたスライドと内容は非常にカジュアルな内容でこの雰囲気の中大丈夫か...と不安に。

実際お話していても、その場で顕著な反応を示してくださる方は小数でしたが、講演後にわざわざ感想を伝えにきてくださった方や、他の機会での講演についてご相談くださった方などおられまして、少なからず伝わるものはあったかな?と思っております。

とにかく三重県のIoT, ICTが元気になってほしいというのは、三重県でずっとやっている自分としては、何年も前から思って活動もしていることですので、こうした機会をいただいてその気持ちだけでもお伝えできたことに自己満足ですがスッキリはしています。



今回機会をくださった三重県の雇用経済部エネルギー政策・ICT活用課の皆様、リハーサルに何度もお付き合いいただいたビズスクエアの一尾IM、感謝しております。ありがとうございました。
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