2012年5月18日金曜日

Co-Creation(コ・クリエーション)ワークショップ(第4回)

パソナテック社の人材育成事業の一環で、Co-Creationワークショップをする機会をいただきました。午後1時からの2時間という、あえて一番眠たくなる時間帯での開催を自ら志願。楽しくて、発見のあるセミナー&ワークショップを目指しているので、退屈に感じる部分がないかを探るためです。
























幸いにもみなさん最後まで起きて聞いていただけていたのでよかったです。ちょっと危ないと感じる時間帯もありましたが、そこから思うのは一方的に話す時間は3~5分が限界ということですね。

いつものワークショップとは違って、Co-Creation思考に興味があって集まっている訳ではないというアウェーでの開催でしたが、この時間を通してこれからに役立つ新しい視点を掴んでもらえていたら最高です。


Co-Creation思考のイメージを掴んでもらった後、ワークショップです。いきなりCo-Creation的なものを完成させるのは難しいので、アイデアを出してコンセプトをつくるという点にフォーカスしてやってみました。

























履歴書をテーマにして、足し算の発想と引き算の発想をチームに分かれてやってみます。段取りが悪くてグタグタした部分があったのですが、その場で修正しながら進めていきました。

アイデアを思い描くのと、実際に書き出すのではかなり違います。頭だけだと、色々と発想しているつもりで同じことをグルグル考えていたりします。でも、書き出してみるとすぐにネタ切れを起こす自分に気がつきます。今ある履歴書がこんな風になれば面白いということを考えてコンセプトを見つける。これは足し算の発想です。出てきたコンセプトから見えるのは「書くのが面倒だ」という点でした。

次に引き算の発想にチャレンジ。Co-Creation思考では、「無駄に張り合わず他と差別化する」ための方法を見つけるために引き算での発想が非常に効果的です。どんどん引いていったら紙すら残らなかったという意見もありましたが、この方法で見えてきたのは「自分を伝える」という点です。履歴書の目的は自分を伝えること。それが実現すれば紙すらいらない。そんな本来果たすべき役割が見えてくることが、引き算の発想の面白い点です。

参加された方には、足し算と引き算のそれぞれを体験することで、その違いを感じていただけていたようです。


アンケート結果:
https://docs.google.com/a/genies-ag.jp/spreadsheet/pub?key=0AnRmSAHfV1F-dGRZQ01qMF9JZmRXSEpqdUlRSkdtZ3c&output=html


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