7月24日(日)に三重県総合文化センターで、Little Coder Mieを開催しました。
今回は、昨年7月に行った Scratch + Nanoboard と実際のドミノを使ってリアルとデジタルがピタゴラスイッチするというもの(去年の様子はこちら)をバージョンアップした内容です。
去年の反省点として、ドミノとセンサーの接触が悪く調整が必要だった(スタッフ曰く、建設的でない調整)というのがありましたが、ここはあらかじめ(山下さんが夜な夜な)ハンダ付けした端子を用意することでクリア。これによって今回は、本来のドミノの動きなど建設的な調整に時間を使えていたと。
それと去年は、モーターにストローをくっつけてドミノを倒していましたが、今年はクリップをモーターの軸に挟んで、モーターが動くとクリップに乗せたビー玉を転がす(石黒さんが夜な夜な考えた)仕組み。去年より動きが出て楽しい反面、調整は少し難しくなっていたと。
あと、センサーボードというと必ず起こるPCがボードを認識しないトラブル。始める前はいつものことなんですが、今回はワークショップ中にも2人途中で認識しなくなるPCがあって、ひと汗かきました。
そしてこちらが今回のゴールの仕掛け。去年僕がやらかしたこの重要なポイントを今年は女性スタッフの山下さんが、Scratchで風船を割るというアイデアにて実装。迫力満点のゴールに。
Scratch で出力をOnにしてニクロム線に熱を発生させて割る仕組みとのことです。ただこの風船が準備中から何度か暴発してまして、その爆発音が事故?ってくらいデカくて大人もビビる大音量笑
そして、この風船の上に MESH の Moveタグを配置して割れた振動で写真を撮るという仕組みを用意。これが僕の一番大きなお仕事です!風船が割れないように MESH をそっと乗せるお仕事。
話は少しそれますが、Little Coder Mie では休憩時間や親御さんに読んでいただくためにプログラミングに関する書籍を持ち寄って展示しているのですが、今回 Osmo Codingというブロックを使ったプログラミング的な学習ができるものがありまして(公式サイト)、子供達の反応はどうだろうと展示してみたのですが、すごく楽しそうにやっていました。
実際に触れるものがあって、しかもそれが画面が連動するっていうのは、子供たち大好きですね、こういうの。みんなでワイワイいいながらやっている姿をみて、そこが Osmo Coding のよさの一つだなと思いました。昔、ファミコン1台をみんなで囲んでワイワイやってたのを思い出しました。
さて、隣のお友達同士のドミノが繋がったところで、リハーサルを行ってうまくいかなかったところを調整、いよいよ本番です。
その本番の様子が、こちら。といいたいところなんですが、いつもですね、僕のブログが公式ブログを先行してしまうのはいかがなものかと思っていまして、今回は動画については公式ブログをお楽しみに!ということにしたいと思います。
なお、Little Coder Mie の公式ブログは、こちらです。
なので、僕の方は、風船に乗せた MESH の Moveタグがどうだったかだけをお伝えしたいと思います。ドミノが倒れて風船が破られ、その振動に反応したMESHが撮影した画像がこちらです。
説明をしますと、子供達は画面の右にたくさん集まっているのですが、まったくフレームに収まっておりません。もうちょっとカメラを右に向けないといけなかった。。去年自分の席から動かなかった子がまあまあいたことを意識してこの角度にしたんですが、今年はみんなゴールに集まってきてしまって。。すみません、こんな感じの写真しか撮れませんでした。。
終了後のアンケートをみると今回も満足度は高くてみんな楽しんでもらったみたいなのでよかったなと。ドミノ回はみんな大好きですね、プログラミングの要素は少ないのですが笑
次回は、11月かな?また公式サイトで告知しますので、チェックしてみてください。