2014年5月1日木曜日

イクメン・アドバイザーとあたりまえさの打破、という雑記

某県が少子化対策として『イクメン・アドバイザーの育成』という補助金事業を予定しているそうで、その変化球さに衝撃を受けて4カ月ぶりに筆を取った次第です。モチベーションをどうもありがとうございます。


ここ最近、いやそれ1人でやる量じゃないでしょ?という量の仕事をこなしていて気が付けば5月。ふと世の中に目をやると、

世の中: 「インターネットエクスプローラーはセキュリティ的に危険だから、検索はグーグル!ヤフーじゃなくてグーグルで検索!」

僕: 「...え?え?」

という感じでして、本職のIT系の話題すら理解できない状態になってしまっていて、もはやこれ以上オフィスに閉じこもるのは駄目だ、アウトプットしていかないと!と、いう危機感を持ってこれを書いています。



さて、冒頭のイクメン・アドバイザーですが、そんな職種が既にあるのか?と、セキュリティを考慮しつつインターネットエクスプローラーを使ってグーグル検索で検索してみてもどうもヒットしない、どうやら造語のようで。

あ、本記事は別にその事業をとやかく言いたいとかそういうんじゃないですよ。なんというか、その、発言や提案の変化球さ、不完全さっていうのはクリエティビティを生むのにとても大切だと感じてまして、バカだなそうじゃなくてこうだろ?って思うのは提示されたものにどこかその不完全さを感じるからであって、正論を提示されると、「お・おう。」となるしかない訳です。マクドナルド理論なんて呼ばれることもあるようで、

久しぶりのデートにて-

彼:
「お昼はマックにしようか?」

彼女:
「えー、いやだよ。そんなくらいなら、ほら最近駅の近くにできた...ウンヌン」

という感じで、イマイチと思われる提案でもそれをすることで相手のアイデアを導き出す可能性があるという理論です。イクメン・アドバイザーは、僕にとってはそういう何かこういろいろと考えさせられるものだったということです。


例えば、そもそもなぜ少子化なんだろうか?と


根本的な問題ほど単純な解決策がないとは思いつつ、考えてみてまず思いつくのは、”現時点で既にお金がない”、あるいは ”将来の日本経済とか年金とか不安だし死ぬまでのスパンで考えるとトータルでみてお金が足りないと感じる” なので子供とか無理、二人目とか無理-ということ。

若い世代がお金がないのは、単純に所得が減っている(年収300万円台が現在最も多い層)ことに加えて、生活コストが逆にあがっていることもあると思います。

所得とかの話しをすると、昔は男が家計を支えてただの、バブルの頃は銀座で一晩でどうこうだのといった話を自慢げに話すオッサンとかいますけど、バブルの頃から現在まででみても、家にはインターネット回線が引かれるようになったし、家族みんなが自分の携帯を持ってるしで、必要とされるものは増えていっているので、とてもお父ちゃん一人ではこのコストを支えられない訳です。

それにいくらバブル時代にはお金があったとはいっても、ネットもない、携帯もないような不便な時代には戻りたくないし、今の現状が豊かさというよりもあたりまえであって、当り前のコストとなっているので削るとか考えられない訳です。それを裏付けるかのように、あたりまえではないコストの新聞は削られている訳ですし。


そんなことから、お金がないので共働きになる。今度は時間がなくなる、子供は保育園にあずけないといけなくなる(また出費がかさむ)、なんていうロジックや、晩婚化・情報過多など様々な要因はあるんだろうけど、一番の少子化の原因は、日本社会の持つ ”あたりまえさ” なんだと思います。
 
あたりまえに幼児教育を、あたりまえに携帯電話を、あたりまえに大学進学を、あたりまえに就職を、あたりまえに8時半に出社を。


このあたりまえさの感覚というか考え方が少子化の要因になっているんだと。子沢山の家ってそういう感覚が他の家庭とは違ったモノサシであるように思うんです。独自の思考をもっているというか。

なので、イクメン・アドバイザーには、おむつの替え方とか、そんなどーでもいいことではなくて、あたりまえさの打破、「会社に時間どうり出社なんてしなくていーんだよ、子供優先だろ?馬鹿じゃないの?イクメンなめてんの?」くらいの切り口で行ってもらいたいなあと、1県民として感じている次第です。


2014.05.10追記: デンマークの出生率向上のためのキャンペーンに関する記事を見つけたので、少子化対策つながりで。
「もっと子供を作ろう!」デンマークの旅行会社が仕掛ける子づくり旅行の企画:http://feedly.com/e/U_-Kk8kD



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