2012年2月20日月曜日

第一回Co-Creationワークショップはとてもクリエイティブな時間でした!

先週の土曜日に開催した第一回目Co-Creationワークショップ、皆様にご協力いただきながら無事終了しました。特にワークショップは、みなさんの経験や知識をベースにしたアイデアが生まれてきて、非常にクリエイティブで楽しい時間でした。

今回は四日市市にある民設民営のインキュベーションオフィスBizSQ41の交流スペースで開催しました。やってみて実感したことですが、小規模のワークショップを行うには最高の環境だと思います。特に三重県ではこうした環境が少ないので、ここを拠点に新しいものを生み出す活動が増えていって欲しいと思います。

































今回のワークショップですが、まず始めの30分間はCo-Creationをビジネスに活用している事例をもとに要点をお話しさせてもらいました。続いて参加者全員でどんなTwittaroidを作るかについてテーマを話し合い、地域イベントや世界遺産などの地域活性化を目指すもの、日々の生活を便利にするライフハック系、健康に関するもの、家事や子育てに関するもの、ゲームやアイドルといったエンターテイメント系など、いろんなアイデアを出しました。

今回は発想の起点となるテーマやコンセプトなどを提示せずスタートしましたが、時間の短いワークショップでしたのである程度の方向性を先にお伝えしたほうがよかったかもしれません。終了後のアンケートでも同様のご意見がありました。



話が白熱してくると「AとつぶやくとBが起こる」といった具体的な仕組みのアイデアが出てきます。そうすると、「それいいね、じゃあCなんていうのもアリだよね」といったように連鎖的に話が進んで楽しいのですが、これは今の段階ではあまり良いことではありません。Co-Creationに限らずですが、まずは顧客視点の体験(コト)をデザインすることが大切です。どういう機能を付ければどういう結果が得られるかではなく、どういう体験(コト)を実現するためにどういう機能がいるのかという順で発想していく必要があります。

























改めてその点を意識して話しを進めると、主婦の日常に着目した「家事とか大変な割には評価されない」「家事をお金に換算するとすごい金額になるらしい」という問題、そこから「主婦の家事の大変さを伝えられないか」「毎日する家事を楽しくできないか」といったコンセプトの大枠が見えてきました。

他のアイデアと合わせてまとまったコンセプトと具体的な方法ですが、

コンセプト: 大変な家事をつぶやきで楽しく、ありがとうの一言が生まれるサービス。
その方法: 家事に関するつぶやきをもとに『家事給与明細』を発行する。

と、興味深い方向性が見えてきたところで、残念ながら今回はタイムアップでした。今後は、場所をオンライに移して具体的な内容を固めていく予定で、その様子は随時ブログでご紹介したいと思います。

参加者アンケート:https://docs.google.com/spreadsheet/pub?key=0AnRmSAHfV1F-dF96ckt4YTZBREZwSTdVNW90YlhKNlE&output=html

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