驚くことにMy Starbucks Ideaでは、数十分単位で新しいアイデアが寄せられています。店舗へのWifi導入や、スターバックスカードに自分のお気に入りのオーダーを記録できる仕組みはここから生まれました。
スターバックスと顧客、あるいは顧客同士がアイデアをベースにサービス改善のための意見交換を行っており、その中で優れたアイデアは実際にサービスとして採用されます。積極的に参加をすることでプロフィールにポイントが加算されていく仕組みになっていて、顧客がいかに自分がスターバックスに貢献しているかを確認できるようにもなっています。
スターバックスは、顧客のアイデアでサービスが改善されていく過程を顧客に公開し、体験してもらうことで”顧客の中のスターバックス”を実現している訳です。Co-Creationにより、顧客と企業が一体となって企業価値を高めているひとつの事例といえます。