2012年6月4日月曜日

金城学院大学eコマース 特別講師 『Co-Creation(コ・クリエーション)思考:共感による差別化』

金城学院大学eコマースの授業で、特別講師として『コ・クリエーション思考:共感による差別化』というテーマでお話させていただきました。80名弱の生徒さんは全て女性。インターネットリテラシーはまちまちのようで、もちろん社会で働いた経験はないので、どの範囲のお話をしたらいいのかが悩みどころです。


























ちなみに金城学院大学でこうしてお話させてもらうのは今年で3回目。初回の2010年には、ソーシャルメディアを活用した消費者へのアプローチというテーマで、

「近い将来、Facebookというものを使って、日本の企業も消費者と会話しながら物を販売する時代が来るんですよ。」

と、いったお話をさせてもらいました。あの当時、企業もほとんど注目していない状況の中、Facebookにフォーカスした大学の講義は日本でも珍しかったし、東海圏では初だったと思っています。今回のコ・クリエーションにも同じような感覚があって、今はあまり注目されていないけれど、これから注目されるキーワードであることは間違いないです。ただ、Facebookほど爆発的な広がりを見せるものではないとも思っています。 




















 





さて今回の授業。事前の準備は「みなさんと会話しながら進めていく」つもりで時間配分していたのですが結果的には大誤算でした。空気を読んで何かしら発言してくれる社会人とは違って、こうした場で学生さんに自分の意見を述べてもらうというのはハードルが高かった。かなり時間ショートしてしまいました。あと、質問したかったけど恥ずかしくて出来なかったという意見もあったので、今後の講義に向けて、ネットを使ってリアルタイムに意見や質問を受けながら授業ができる仕組みを構築していこうと思います。


そんなことで、構成を修正しながら進めていったので、パート同士がうまくつながらずに説明不足になった部分があって、本当に申し訳なかったなと思っていたのですが、レポートに目を通してみると、ポイント突いた鋭い意見や、実際の体験談、言い忘れていたAKB48を逆に例として書いてくる人もいて、かなり高い割合で理解してもらえていたことに救われた感があります。が、それだけに悔しい思いが残りました。


今日はこちらが学ばせてもらう事が多かったです。生徒のみなさん、ありがとうございました。また、何物にも代え難いこの機会を下さった武田先生には大変感謝しております。ありがとうございます。


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