2011年7月23日土曜日

名古屋IT飲み会(第5回)

第5回目の名古屋IT飲み会に参加してきましたのでその様子について。

今回の参加者は30名程度。ゲストはウィルゲートの二木さんでした。有料セミナーの内容を一部抜粋という感じで、SEOの現状と今後については興味深い内容でした。

2つ質問させていただいたのですが、予算があんまり無いときに携帯とスマートフォンどちらのサイトを用意すべきかについては、長い目で見たらスマートフォンということでした。あと、多言語化したときにサブドメインとするか、ドメイン自体を分けるかについては、ドメインを分ける方をお勧めされていました。


話は変わりますが、今回は同業種、つまりはアプリケーションの受託開発をされている方々と情報交換させてもらいましたが、皆一様に受託単価が下がってきている、仕事が減ってきている、と。北海道や四国に比べると東海はまだマシなようですが、時間の問題かと思います。以前に四国は人月単価35万という話も聞きましたが、ベトナムでだいたい20~25万なので、日本のIT技術者の単価は相当下がってきている。

銀行のオンラインや工場の生産管理など基幹システムと呼ばれるものは使わない訳にはいかないので、仕事としてはこれからもあると思いますが、単価は維持できないと思います。

特に向上心があるようで無い日本のプログラマーがグローバル化の最前線にいて、日本語が読めるお給料3万円の海外の技術者との戦いになっている。中国に渡って現地の給料で仕事している日本人が既にいるのも事実です。地域によってはそれくらい仕事がない。

技術者のみならずですが、自ら状況を打開していけるスキル、他の人にも任せる仕組みを作るスキルを上げないといけない。判断ができない人に頼めるのは『作業』なので、作業なら安い人件費を使うというのは自然な流れかと思います。


最後に台湾のレンタルサーバーについて面白い事を聞きました。中国からみると台湾は1つの中国なので、グレートファイアーウォールで遮断されづらいそうです。いまのところ。中国向けのサイトは日本より台湾にということで。

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