よく目にするメルカトル図法の地図は航海用として重宝(*1)されてきましたが、高緯度になるほど面積が大きくなってしまう欠点があります。そのため南極は地図の下部のほとんどを占めてしまっています。
その面積と形状の問題を"ほぼ"正確に解決し、かつ海を分割することなく長方形の紙に収めた世界地図、それがオーサグラフ世界地図です。
海外のことを考えるとき、なんとなくメルカトル図法の地図を頭に思い浮かべてしまいますが、いつもとは違う視点の地図を使うことで発想も変わってくるかもしれない。
地図を変えてみることで新鮮に感じることがたくさんあります。オーサグラフ世界地図、ご興味あればお立ち寄りの際に眺めていってください。ちなみに購入ですが、メールかファックスのいずれかでしたので、公式サイトに記載されているメールアドレス宛に連絡しました。
*1)出発地と目的地を結んだ直線の方角(経線との角度、等角航路)に船の向きをあわせ続けることで、最短距離ではないものの目的地に着ける。羅針盤があれば航海できるので重宝された。
*2)ドラクエではイギリスから北上するとアフリカに到達します。開発の際はもめたと思いますね、おかしいだろうって。でも二次元だし、十字キーの操作考えると仕方ないですね。