2018年3月7日水曜日

三重県IoT推進ラボの基調講演でお話してきました。

2018年2月27日に三重県勤労者福祉会館(津市)で開催された、三重県IoT推進ラボのセミナー・総会にて講演の機会をいただいたきました。














昨年の12月に三重県の雇用経済部エネルギー政策・ICT活用課さんにお声掛けいただきまして、事例発表が多いということだったのですが、せっかくなら自分らしいお話をと思いまして ”三重県のIoT、ICTこうしたら元気になるんじゃないの?" みたいな(得意のフワッとした)お話でもよいですか?と確認をしましたところ、大丈夫ということでしたので、「飛び出せ県境!三重県のIoT, ICT」と題しましてお話してきた次第です。
















タイトルだけ先にきめて構成に苦慮したのはいつものことですが、特に今回意識したのは、三重県のIoT, ICTに対する問題提起とかべき論ではなくて、それらを踏まえたうえでの具体的なアイデアにして投げかけてみるということでした。

まず、三重県というのは、最新の技術に対しても、ダイアの原石的なアイデアに対しても、「すごいなあ」「へーそんなことできるんやあ」とは言うけれど、

「まあええは、また今度で。」

という非常に冷静な結論に落ち着く県民性があります。

まあそれだけ豊かだということで、気候も穏やか、食べ物もおいしい、経済統計をみても(南北の問題はあれど)日本の中でも中の上くらい。競争も少ないので無理に何かする必要性を感じることが少ないと。














なので例えば、ICT系の勉強会とかでみても開催自体少ないうえに参加者も少ない・同じ顔触れということが多くて、この状況を急激に変えるのは難しいかもしれないけれど、漢方薬的に継続的な取り組みをしていけば変わってくるかもしれないーそんなところに期待しつつ、じゃあ何から始めるか、そのとき何がポイントかみたいなお話でまとめていきました。


ただ、会場に着いてみると非常にフォーマルな雰囲気。持ってきたスライドと内容は非常にカジュアルな内容でこの雰囲気の中大丈夫か...と不安に。

実際お話していても、その場で顕著な反応を示してくださる方は小数でしたが、講演後にわざわざ感想を伝えにきてくださった方や、他の機会での講演についてご相談くださった方などおられまして、少なからず伝わるものはあったかな?と思っております。

とにかく三重県のIoT, ICTが元気になってほしいというのは、三重県でずっとやっている自分としては、何年も前から思って活動もしていることですので、こうした機会をいただいてその気持ちだけでもお伝えできたことに自己満足ですがスッキリはしています。



今回機会をくださった三重県の雇用経済部エネルギー政策・ICT活用課の皆様、リハーサルに何度もお付き合いいただいたビズスクエアの一尾IM、感謝しております。ありがとうございました。
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